本
「くるまの娘」宇佐見りん著を読んだ。 彼女の作品は「推し、燃ゆ」に続いて2作目です。 相変わらず、独特の世界観を持っている作家さんだなと 感心しました。 ただストーリーは、瞬間湯沸かし器的な父、頭の壊れた母、うつのかんこの 3人が中心の 過激だ…
小説「キネマの神様」を読んだ時は、良い小説に出合ったと思った。 映画「キネマの神様」を観た時は、正直がっかりした。 そして、ノベライズ『キネマの神様 ディレクターズ・カット』を読んでみたら 思いのほか、面白かったので文章にしてみようと思いまし…
読後、唸った。 うまい。 何がうまいって、言葉の巧みさや文章表現である。 今回はその言葉、文章のうまさに注目して ランダムに13か所程選んでみました。 <目次> 作品概要 名文13ヶ所程選んでみました 最後に 「くるまの娘」も名文ピックアップしてみまし…
夏目漱石は「吾輩は猫である」とか「坊ちゃん」などの著者である、 ということは、知っているけど 夏目漱石がどんな人物かをもっとよく知りたい方へお薦め本3冊ご紹介。 小説、漫画、ガイド本 1冊目 小説 『ミチクサ先生』 伊集院静著 (上、下巻) 講談社…
2022年7月27日のNHK歴史探偵『岡本太郎と太陽の塔』を観ましました。 佐藤二朗さんの司会で進行する番組ですが 今回の解説は岡本太郎記念館館長の平野暁臣氏が出演されて 岡本太郎と太陽の塔の話が進められて行きました。 【テレビ放送のお知らせ】来週の…
「ニューヨーク」屋敷さんのYouTubeでこの本を知った この小説を知ったのは 漫才師「ニューヨーク」の屋敷さんのYouTubeのチャンネルだった。 屋敷さんがお薦めの本を紹介している中の1冊でした。 https://www.youtube.com/watch?v=GzMbCLWina0&t=698s 屋敷…
大阪市北区中之島にある『こども本の森 中之島』へ行ってきました。 この建物は、建築家、安藤忠雄氏が自らの費用で 建築設計、建築した建物で 完成後大阪市に寄付した“こども図書館”です。 ※閲覧のみになります。 運営費用も民間企業に安藤氏自ら寄付を募っ…
板垣退助と聞いて真っ先に思い浮かぶ言葉が 「板垣死すとも自由は死せず」 何か暗殺されそうになった時に発した「名言」。 あとは昔の「100円札の肖像」の人物。 出典:日本銀行 が思い出されるが、詳しいことは知らない。 そんな、板垣退助の半生をドラ…
谷崎潤一郎の小説は「痴人の愛」等を遠い昔に読んだことが有るような無いような。。 それ位の記憶なので、知らないと言った方がいいかもしれない。 ただ、谷崎潤一郎のことは凄く興味があって 『文豪ナビ』のようなざっくり紹介本や 『文豪春秋』等ドリヤス…
私が、江戸川乱歩の『人間椅子』を知ったのは 『定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む』 という漫画でした。 <目次> 8ページの漫画とは 漫画「人間椅子」の内容は 小説「人間椅子」を読んで 「10ページくらいの漫画・・」シリーズ…
この本はイギリスの小学生からの100の質問に、 各分野の第一人者がわかりやすく、時には楽しい話を入れながら、解説している本です。 大人が読んでも十分に楽しめますし、知らないことの方が多いので、 子供たちと一緒に学んでいる感じがして読み物として…
タイトルだけでも名作「ストロベリーナイト」 「名作漫画掘り起こし部」とは、 今更ながらではありますが、 名作と思われる漫画本を初読みし再度発信しようとするクラブです。 会員は拓陽が1人ではありますが。 今回の「ストロベリーナイト」 タイトルだけ…
はじめに この本は2015年2月に発行された本で、 著者シモダテツヤ氏が㈱バーグハンバーグバーグという会社の 創業者社長を務めていた頃の本になります。 日本一「ふざけた」会社と呼ばれるプロモーション会社、バーグハンバーグバーグ。 創立5年、営業…
門井慶喜さんは、近代の歴史や文化に強いイメージがあります。 この本も、戦後の古本店主が日本の文化を守る姿が描かれていました。 ストーリー 昭和21年、戦後の神田神保町の古本街。 芳松が死んでいるところからこの物語は始まる。 この芳松が亡くなった…
普段は全く読まないジャンルなんですが 伊坂幸太郎氏原作の漫画ということで読んでみた。 『アイネクライネナハトムジーク』って小説や映画化になっていることは 知っていたけど どうも読んだり鑑賞したりするまでの興味には至らなかったんだけど なぜか漫画…
岩崎弥太郎と言えば、私はNHKの大河ドラマ「龍馬伝」で香川照之演じる岩崎弥太郎を思い出す。 出典:Wikipedia 地下浪人の息子で、えらく貧しい家柄でそこから志高く時代を駆け上っていった男。 そして、三菱財閥の創始者であるということ事ぐらいしか知…
『夜と霧』はヴィクトール・E・フランクルによる ナチスによって強制的に収容所に連れて行かれ 過酷な生活を余儀なくされた経験を綴った書籍です。 原題は「強制収容所におけるある心理学者の体験」です。 今回はその『夜と霧』を解説する『100分de名著ブッ…
私は、アート系の小説が好きなので、 タイトルにそれらしきものがあるとつい選んでしまう。 今回は同じような時期に、小説『風神雷神』を2作品読了しましたので その対比をしながら感想を書いてみました。 『風神雷神 Juppiter、Aeolus(ユピテル アイオロ…
原田マハさんの『風神雷神 Juppiter,Aeolus(ユピテル:雷神、 アイオロス:風神)』 読了しましたが “読み物”としては満足できる小説でしたが フィクションが過ぎる感じがして 史実を通してのアート小説を期待していた読者としては 少し物足りなさが残った…
さて、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の風神雷神図屏風3双を ご存知でしょうか。 そして同時に鑑賞したことが有りますでしょうか。 私も最初にこの3双の「風神雷神」知った時は驚きました。 最初に観たのは雑誌「BRUTUS」2008.10/15号だった。 この「BRUTUS…
松本大洋氏の漫画は初めて読んだ。 映画では『ピンポン』を観ていたので、松本氏のことは知っていたんだけど。 松本大洋ワールド炸裂だし、漫画はアートの域 もうなんというか、松本大洋の世界感がすばらしいですね。 前衛的というかシュールというか、未知…
『東京、はじまる』は建築家辰野金吾の物語 この本は建築家、辰野金吾を生涯を通しての 彼の設計した建築物の物語なので 辰野金吾に興味が無ければ退屈するかもしれない。 物語としてさほど大きな山あり谷ありの波乱万丈なものではなく、 初の日本人建築家の…
読売新聞の広告を見ていたら 原田マハ翻訳『愛のぬけがら』エドヴァルト・ムンク著が載っていた。 2022年2月26日読売朝刊 マハさん、今度はムンクで翻訳かと思い 俄然興味が湧き少し調べてみた。 「愛のぬけがら」エドヴァルド・ムンク/原田マハ翻訳 概要 …
私は建築家モノの小説も好きなので、 よくチェックしているがこの本は初めて知った。 植松三十里さんも初読みの作家さんです。 文章に癖が無く、とても読みやすかった。 表紙帯の阿川佐和子さんの推薦通り、 感動の1冊に巡り合えました。 <目次> プロロー…
『ミステリと言う勿れ』がTV放送されてから、 どうも枡野俊明さんの本のことが頭から離れない。 それはなぜかというと、 主人公、久能整君の名前がひっかかるからなんです。 “整”という漢字が、 枡野俊明著書の『ととのえる』を思い出してしまうのです。 …
本屋さんで立ち読みした時に衝撃が走った 私もフリーランスで30年以上仕事をしてきた中で 自分の生き方や自分の仕事に不安や将来が見えない事がたくさんあった。 そんな時に、本屋さんで出合ったのが 岡本太郎著『自分の中に毒を持て』だった。 最初の数ペ…
私もうまくいかなくて悩んでいた時に欽ちゃんの本に出合った 私はフリーランスで仕事をして30年以上が経つが やっぱり、うまくいかない事が多かった。 バブルがはじけたり、大震災が起こったり、リーマンショック、 そしてコロナ禍パンデミック こんな大き…
『週間新潮』の坂口安吾 カレー100人前事件 今日、喫茶店で「週間新潮」2022年2月10日号を読んでいた。 最後の方に坂口安吾のヒストリーという記事が目に留まり読んでいたら 引用:週間新潮2022年2 月10日号 「ライスカレー100人前事件」という…
『散歩もの』と『孤独のグルメ』 久住昌之(作)谷口ジロー(画)と言えば 『孤独のグルメ』が有名だけれど この『散歩もの』もこのお二人の作品になる。 やはり、どことなく『孤独のグルメ』を思い出すような 展開にはなっていますね。 中年のオヤジが腹が…
水木しげるさんはとても興味深い人物のおひとりです。 波乱万丈の一生や考え方、生き方、生命力等に強い関心があります。 ですから、水木しげるさんの書かれた書物は、 一時追いかけたこともありました。 漫画も色々なジャンルにたくさん残されており、 その…